御開帳中の長野市の善光寺境内に、天台宗のお坊さんキャラクター「しょうぐうさん」の着ぐるみが時々現れ、参拝に訪れた善男善女に愛嬌(あいきょう)を振りまいている=写真。
普段は天台宗総本山の比叡山に住み、修行する身だが、開祖の最澄が唱えた「一隅を照らす」精神を広める絶好の機会―と善光寺へ。大勢でにぎわう御開帳期間の5月31日まで滞在するという。
境内ではとても目立ち、老若男女を問わずハイタッチしたり、合掌し合ったり、記念写真に収まったりと大人気。ただ、歩き回るのは気分次第といい、しょうぐうさんは「私に出会えたらラッキー。ぜひ探してみてください」。