2014年度に過去最多の入園者数を記録した飯田市立動物園=今年1月

2014年度に過去最多の入園者数を記録した飯田市立動物園=今年1月

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飯田市立動物園13万人超 入園者数60年ぶりに過去最多

信濃毎日新聞(2015年4月16日)

 飯田市は、昨年度の市立動物園(扇町)の入園者が過去最多の13万2969人を記録したと発表した。これまでは開園翌年の1954(昭和29)年度に記録した13万839人が最多で、2130人上回った。近年、動物本来の行動が見られるよう生息環境を再現する展示にリニューアルしたことや園内イベントの充実、バスツアー客の増加が記録更新の要因とみている。

 同園では、市街地活性化に向けた事業の一環として、2011年度から園内の改修工事が始まった。12年8月開設の「フンボルトペンギンの丘」では、透明のパネル越しに水中を泳ぐペンギンの姿を観察できるように改修。アンデスコンドルやカモシカの展示では、獣舎内に岩場を再現するなど工夫している。

 来園者が動物と触れ合える催しや、夜に開園する「ナイトズー」などのイベントも充実。平成に入って入園者は10万人を下回り続けてきたが、リニューアル効果で2013年度の入園者は歴代2位の11万8370人に増えた。

 同年度からは中京圏から訪れるバスツアーの訪問先の一つに、動物園が組み込まれるようになった。観光や果物狩りなどで飯田を訪れた人が、動物園を含む市街地にも立ち寄るようになった結果、昨年度は入園者のうちツアー客が約7800人に上った。

 園内には現在、53種類の動物が飼育されている。入園者増加の背景について「新しい展示の魅力がお客さんに伝わった」と園長の長良(ながら)健次さん(66)。今後は大型連休に合わせて「春の動物園まつり」(今月25日〜5月6日)なども予定しており、多くの人に来園してもらうため「動物園の魅力を高められるように引き続き努力したい」と話している。

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