「あー、よく眠った。久しぶりに外に出られたよ。まだ少し肌寒いけど、やっぱり和泉の空気は最高!」
大野市朝日の道の駅「九頭竜」に17日、観光客らに人気の恐竜の親子のモニュメントが戻ってきた。冬の間、雪で傷むのを防ぐため、1キロほど離れた同市板倉の倉庫に保管されていた。
この日、全長12メートル、重さ約4トンと大きな体の親は、傷付かないように白い布が巻かれた。道の駅の職員や住民ら10人が、約20分かけて国道158号上を慎重に運んだ。
道の駅では、和泉保育園児10人が笑顔でお出迎え。久保田尊之ちゃん(3)と仲正虎太郎ちゃん(2)は「うわ、大きいなぁ。恐竜さん元気?」と話しかけていた。
モニュメントは11月中旬まで設置される。頭や前脚を動かしたり鳴き声を上げたりして、訪れる人を楽しませる。