本体部分がほぼ組み上がり、完成間近となった十七軒町の山車=山口鉄工所

本体部分がほぼ組み上がり、完成間近となった十七軒町の山車=山口鉄工所

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伏木曳山祭の十七軒町山車 本体部分ほぼ完成

北日本新聞(2015年4月21日)

 5月15日に高岡市伏木地区で行われる伏木曳山(ひきやま)祭で、明治の大火で焼失し、同祭実行委員会(塩谷雄一会長)が復元を進めてきた十七軒町の山車(やま)の本体部分が20日、ほぼ組み上がった。山車は提灯(ちょうちん)山車として、5月3日竣工(しゅんこう)の伏木コミュニティセンターに展示されることが決まっており、29日に搬入する。

 同祭の山車はかつて7基あったが、十七軒町の山車が焼失して以来、6基で巡行する。2002年に設立された実行委はこれまでに前人形などを復元。3月には山車のシンボルである法螺(ほら)貝の標識(だし)が完成した。車輪や楽屋の柱は、他町の山車に使われていた古い部材などを集めた。

 組み立て作業は10日から山口鉄工所(同市伏木)で行われ、20日は棟梁の藤岡和嘉さん(46)ら7人が楽屋から上の部分を作業した。21日は高欄の組み立てを行い、後日天候を見て法螺貝を取り付ける。

 伏木地区の住民らが長年待ちわびた山車の完成が間近に迫り、曳き子として祭りにも携わる藤岡さんは「かわいがってもらった地区の人々へのお返しになればうれしい」と喜ぶ。

 実行委はことしの祭りが終わり次第、花山車としての復元も引き続き行う。前人形や花傘、山車同士をぶつける「かっちゃ」に使う付長手(つけながて)などを順次取り付け、本年度中に完成する予定。

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