佐渡市三川の宿泊施設サンライズ城が浜が、地元赤泊地区の特産品ベニズワイガニを使った新しいランチメニュー「カニ御膳」を開発し、２１日に提供を始めた。住民や関係者ら約３０人が早速、地元のカニ料理を堪能した。

　カニ御膳は、直江津－小木航路を結ぶ新造高速カーフェリー「あかね」の就航に合わせて作られた。甲羅盛りやカニご飯、カニを使った茶わん蒸しなど、カニ尽くしの料理が並ぶ。

　サンライズ城が浜の本間秀之支配人は「島内でゆでたカニの提供は多いが、一手間加えたセットメニューはあまりない。北陸新幹線が開通し、あかねも就航したので、関東、関西圏のお客さまにぜひ味わってほしい」と話した。

　友人と食べにきた三川のパート広嶋秀美さん（５９）は「どの料理にもカニが使われていてとてもおいしい。カニ好きな人には絶対食べてほしい」と薦めていた。

　水、木、金曜日のみ提供で、１日３０食限定。１５００円。予約が必要。問い合わせはサンライズ城が浜、０２５９（８７）３２１５。