色とりどりの花や甘い香りが来場者を楽しませているシャクナゲ・ツツジ展=21日、新潟市秋葉区金津の県立植物園

色とりどりの花や甘い香りが来場者を楽しませているシャクナゲ・ツツジ展=21日、新潟市秋葉区金津の県立植物園

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新潟県立植物園でシャクナゲ展 愛らしく香り甘く

新潟日報(2015年4月22日)

 新潟市秋葉区金津の県立植物園で「シャクナゲ・ツツジ展」が開かれている。鮮やかで大きな花弁が豪華な西洋シャクナゲや花弁が八重のツツジなど約150種500株を展示。シャクナゲが日本から欧州に伝わり改良された歴史などを紹介するコーナーもある。

 新潟県のシャクナゲ生産量は国内の8割以上のシェアを占める。県内で生産されたシャクナゲは主に国内に出荷され、一部は中国やロシアに輸出されている。

 会場では青みがかった紫色の「舞娘」や濃いピンク色で肉厚な花弁の「アンジェリカ」など新潟県で生まれた品種が甘い香りを放っている。県立植物園企画課の林寛子さん(41)は「シャクナゲやツツジは種類によってさまざまな花をつけるのが特徴。展示を通して県内外に魅力を紹介したい」と話した。大阪府箕面市の金谷栄子さん(62)は「かわいらしい品種がたくさんあった。新潟で作られた品種が多く驚いた」と話した。

 5月31日まで。問い合わせは県立植物園、0250(24)6465。

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