祭りに向け人形山車の仕上げ作業に取り組むメンバー=17日夜、福井県あわら市温泉5丁目

祭りに向け人形山車の仕上げ作業に取り組むメンバー=17日夜、福井県あわら市温泉5丁目

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人形山車、制作急ピッチ 「芦原温泉春まつり」29日巡行

福井新聞(2015年4月23日)

 福井県あわら市の芦原温泉街で29日、芦原温泉春まつりが開かれる。修景整備が完了した約150メートルのメーン通りなど温泉街を3基の出し物が巡行する。メーンの人形山車(だし)は、昨年に続いて地元住民らが制作。祭りまで1週間を切り、急ピッチで作業が進められている。

 温泉街を構成する二面、舟津、田中の3温泉区の神社やお堂にまつられている薬師如来「お薬師さん」の祭りで、温泉が発見された明治時代から続くという。呼び物の武者人形山車、桜を模して飾り付けた山車、みこしの3基の出し物の巡行は毎年、3区が持ち回りで担当している。

 昨年初めて、地元有志ら10人が「芦原温泉山車人形の会」を結成し、人形山車を自主制作した。今年の祭りに向けて新たに2人がメンバーに加わり、昨年9月から週2~3日、同市温泉5丁目の空き倉庫で作業を進めてきた。4月に入ってからは毎晩集まり取り組む。

 今年の人形は、担当の舟津温泉区の希望で福井県ゆかりの柴田勝家。よろいは、写真を参考にしながらプラスチックの板を赤や緑、紫など色鮮やかなひもでつなげ仕上げた。衣装は豪華な刺しゅうの入った布を使い制作。また、頭部は毛糸2000本以上を1本ずつ付けていき、本物の髪のように仕上げるなど昨年にも増して細部にこだわった。

 同会の駒本巧会長は「三国祭に負けない人形を作りたいと思って作業を進めてきた。祭りを楽しみにしてほしい」と話していた。

 29日は午後1時ごろ、舟津温泉薬師堂に出し物が集合し巡行を開始する。同市温泉4丁目のメーン通りは同1、6、8時前後に通り、同9時ごろまで温泉街を練り歩く。問い合わせは、祭典本部事務局(芦原温泉水道会館内)=電話0776(77)2349。

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