丸山晩霞が渓谷と花々を描いたびょうぶ

丸山晩霞が渓谷と花々を描いたびょうぶ

長野県 上田・小諸 祭り・催し

丸山晩霞の代表作集めて紹介 東御の記念館で60点

信濃毎日新聞(2015年4月25日)

 東御市常田の丸山晩霞(ばんか)記念館は、祢津村(現東御市祢津)出身の水彩画家、丸山晩霞(1867〜1942年)の代表作を選んだ企画展「丸山晩霞生涯と功績」を5月31日まで開いている。ふるさとの風景や高山の草花を緻密な筆遣いで描いた水彩画など60点を展示している。

 祢津村の民家や小川を描いた「祢津風景」、盟友の画家吉田博と日本アルプスに登った時の尾根からの眺望などを描いた絵が並ぶ。渓谷に咲き乱れるシャクナゲやコマクサといった花々を色彩豊かに表現したびょうぶや、丸山が地元の名物にしようと考案した、祢津の名所12カ所の絵柄を焼き付けた「祢津せんべい」の金型も展示している。

 期間中の土曜日は午前11時と午後2時からの2回、佐藤聡史学芸員が作品を解説するギャラリートークがある。入館料は高校生以上200円。27、28日は休館。問い合わせは丸山晩霞記念館(電話0268・62・3700)へ。

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