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断面図で描いた北陸新幹線の姿 長野でトーク&サイン会

信濃毎日新聞(2015年4月26日)

 北陸新幹線(長野経由)の路線の起伏や標高が分かるようにした断面図を書き下ろした地図研究家の今尾恵介さん(55)=東京都=のトーク&サイン会が25日、長野市の平安堂長野店であった。3月に金沢まで延伸した同新幹線に興味がある10人余が、乗っているだけでは分からない北陸新幹線の魅力を聞いた。

 今尾さんは、各地の鉄道絵図についての著書があり、北陸新幹線の線路などを紹介する絵巻「北陸新幹線鳥瞰(ちょうかん)絵巻」(信濃毎日新聞社刊、1836円)の付録に、高崎―金沢駅間の断面図を描いた。

 今尾さんは断面図をスライドで映しながら「北陸新幹線の路線は他の新幹線の路線と比べてアップダウンが激しい」と説明。軽井沢駅は全国の新幹線駅の中で最も高い標高940メートルにあり、同107メートルの高崎駅からの区間は「かなりの急勾配を走っていることになる」と解説した。

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