里帰りした仏像(中央奥)を迎えて行われた戸隠神社宝光社の着山式

里帰りした仏像(中央奥)を迎えて行われた戸隠神社宝光社の着山式

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戸隠神社で式年大祭始まる 各地に散った仏像が「里帰り」

信濃毎日新聞(2015年4月27日)

 7年目に一度の戸隠神社式年大祭が26日、長野市戸隠の奥社、中社、宝光社で始まった。同神社はかつて戸隠山顕光寺と呼ばれ、明治の廃仏毀釈(きしゃく)で方々に散った仏像のうち4体が大祭に合わせて「里帰り」。中には、御開帳中の善光寺の仏像も。同神社は5月26日までの大祭期間中、ゆかりが深い善光寺との「両詣(りょうもうで)」を呼び掛けている。

 宝光社で行われた仏像の着山式には、神社役員や総代とともに、仏像を安置する寺院の住職ら合わせて20人余が参列。阿弥陀(あみだ)如来像などを神前に迎えて藤井茂信宮司(78)が祝詞をあげ、巫女(みこ)が舞を奉納した。

 仏像の里帰りは2003年の大祭から始まり、3回目。釈迦如来像を里帰りさせた地蔵院(長野市田子)の真田法海住職(71)は「この機に霊験あらたかな戸隠の地を訪ね、心から願いをささげていただきたい」と話していた。

 宝光社では27日から、祭神の下などを巡る「御神座回廊特別参拝」を初めて企画。回廊内では、善光寺大本願から里帰りした将軍地蔵騎馬像なども拝観できる。

 大祭では、宝光社の祭神「天表春命(あめのうわはるのみこと)」が父親で中社の祭神「天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)」と対面する「渡御(とぎょ)の儀」(5月6日)、宝光社に戻る「還御(かんぎょ)の儀」(同24日)などの行事を予定。大祭実行委員長の二沢久昭さん(79)は「善光寺とともに神様とのご縁も結んでほしい」と話している。

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