多くの観光客らが集まる中、アルプホルンの演奏で始まった上高地開山祭=27日、松本市安曇

多くの観光客らが集まる中、アルプホルンの演奏で始まった上高地開山祭=27日、松本市安曇

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焦がれた春山、祝う青空 上高地開山祭に3000人

信濃毎日新聞(2015年4月28日)

 北アルプス上高地(松本市安曇)で27日、北ア南部の山岳観光シーズン幕開けを告げる「第47回上高地開山祭」が開かれた。標高約1500メートルの河童橋周辺は約3千人(主催者発表)の観光客や登山者が埋め尽くし、春の訪れを祝った。

 晴天となった上高地からは、残雪の穂高連峰をくっきりと見渡せた。上高地・明神池に奥宮を構える穂高神社(安曇野市)の宮司が山の安全を祈り神事をした。地元住民らによるアルプホルンの演奏や獅子舞も披露された。

 実行委員長の上條敏昭(としてる)・上高地町会長(65)は「昨年の『信州山の日』に続き、来年は国民の祝日『山の日』が控える。上高地で多くの登山者を迎えたい」とあいさつした。上高地観光旅館組合長の奥原宰(つかさ)さん(59)は、松本市がネパール・カトマンズ市と姉妹都市提携をしていることから、25日に発生した地震に触れ「被災者の早期救助と復興を願い、上高地としても支援していきたい」と話した。

 妻と訪れた京都市伏見区の石塚孝治さん(67)は「上高地は何回来ても素晴らしい」。友人9人と訪れた松本市井川城の武田好兼さん(74)は「最高の天候に恵まれた」と笑顔だった。

 この日、上高地のインフォメーションセンター内に松本署上高地警備派出所が、開山祭に合わせて開所した。5月6日まで警察官2人が駐在して、登山相談や落とし物の対応などをする。

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