雲城水で冷やされ、涼感あふれるくずまんじゅう=30日、小浜市一番町の伊勢屋

雲城水で冷やされ、涼感あふれるくずまんじゅう=30日、小浜市一番町の伊勢屋

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小浜の夏の味・くずまんじゅう 市内菓子店ではや人気

福井新聞(2015年5月1日)

 甘みさわやか、見た目は涼やか―。小浜の夏の味覚「くずまんじゅう」が、早くも福井県の小浜市内の菓子店に並んでいる。半透明の"衣"にあんが包まれた銘菓。店内では、「平成の名水百選」に選ばれている地下水「雲城水」で冷やされ、買い求める人が相次いでいる。お盆ごろをピークに、10月上旬まで販売される。

 創業185年の老舗菓子店「伊勢屋」=同市一番町=では、16日から店頭に並べ始めた。

 奈良県吉野地方のくずと、北海道十勝地方の小豆に、地下30メートルから湧き出す雲城水を混ぜて作る。「雲城水が素材の持つ風味を際立たせる」と店主の上田藤夫さん(62)が教えてくれた。

 くずとあんは直径6センチの器に入れ、水温13~14度の中で冷やされる。上田さんは「くずはデリケート。冷蔵庫でなく、雲城水で冷やすのがちょうどいい。食べても体に優しいしね」と笑った。

 つるっとした食感と上品な甘さは、子どもからお年寄りまで愛される"小浜の味"。同店では昔は、7、8月のみの販売だったが、近年は4月から販売している。市民だけでなく、関西・中京方面からも買いに来るほどの人気商品という。

 30日の小浜は最高気温が26・3度と連日の夏日となり、訪れる市民らも多かった。この日は約千個作り、連休中は、一日2~3千個作る予定という。

 上田さんは「水が菓子作りの原点。優しい和菓子を楽しんでほしい」と話していた。

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