銀行四ツ角を切り回して駆け抜ける夜高大行燈=南砺市福野

銀行四ツ角を切り回して駆け抜ける夜高大行燈=南砺市福野

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勇壮行燈、夜空彩る 福野夜高祭

北日本新聞(2015年5月2日)

 南砺市の福野夜高祭は1日、同市福野地域中心部で始まり、7町で丹精を込めて作られた大中小の夜高行燈(あんどん)22本が勇壮に引き回された。

 高さ約6・5メートルの大行燈の最上部は、それぞれ御輿(みこし)(新町)、御所車(浦町)、宝船(辰巳町)、大黒様(横町)、高御座(たかみくら)(上町)、屋形船(七津屋)、花車(御蔵町)が精巧にかたどられている。

 夕暮れとともに、同市福野(上町)の通称「銀行四ツ角」周辺に勢ぞろいし、赤々とした姿を浮かび上がらせた。威勢の良い夜高太鼓と「ヨイヤサー」の掛け声が響く中、ゆったりとしたリズムの夜高節と拍子木に合わせ、若連中らが引き回した。

 優美・勇壮夜高行燈コンクール(北日本新聞社後援)もあり、最優秀賞は大行燈で上町、小行燈で浦町が獲得した。

 この祭りは1652(慶安5)年、大火からの復興と安寧を願い、伊勢神宮のご分霊を福野神明社の氏神として出迎えた際、行燈をともしたのが由来とされる。県指定無形民俗文化財。

 最終日の2日は練り回しの後、引き合い(けんか)がある。

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