「金沢城菓子物語百万石菓子百工展２０１５」（同実行委主催、北國新聞社など後援）は２日、金沢城公園三の丸北園地で４日間の日程で始まった。県内各地を代表する和洋菓子の販売や和菓子作り体験、振る舞い菓子など多彩な催しが繰り広げられ、観光客が百万石の城下町で育まれた菓子文化の奥深さを堪能した。
　県内１８市町の和洋菓子が並んだ「お菓子でめぐる石川県」のブースでは、観光客が次々と買い求め、多様な菓子文化を感じ取った。県菓子工業組合による和菓子作り体験工房では、親子連れらが北陸新幹線をモチーフとする菓子作りに挑戦した。「うめ丸くん饅頭」や「珠姫てまり」などの振る舞い菓子には、大勢の来場者が列をつくった。