明かりをともした提灯を揺らしながら夜の通りを練る曳山=南砺市城端

明かりをともした提灯を揺らしながら夜の通りを練る曳山=南砺市城端

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絢爛豪華、小京都練る 城端曳山祭

北日本新聞(2015年5月6日)

 国重要無形民俗文化財の城端曳山(ひきやま)祭は5日、南砺市城端地域中心部で本祭が行われ、山町6町の絢爛(けんらん)豪華な曳山が「越中の小京都」と呼ばれる町を練り回った。夜には明かりをともした「提灯(ちょうちん)山」となり、風情を増した姿で大勢の観光客らを魅了した。

 剣鉾(ほこ)や傘鉾、神輿(みこし)に続き、出丸町の「唐子山(からこやま)」を一番山に、西下、東上、大工、西上、東下の各町の曳山が城端別院善徳寺前を出発。車輪のきしむ音を響かせ、細い小路を抜けながらゆっくりと進んだ。

 各町の若連中は茶屋や料亭を模した庵(いおり)屋台で曳山と共に巡行した。「所望宿(しょもうやど)」の前に来ると軒先に屋台を横付けし、伝統の庵唄を披露。三味線や篠笛(しのぶえ)が奏でる粋な音色に乗せて情感豊かにうたい上げた。

 城端曳山祭は城端神明宮春季祭礼。約300年の歴史を誇り、古い神迎え行列の形式を今に残している。国は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に、城端曳山を含む全国33件の祭りの一括登録を目指している。

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