今回考案したレシピで作ったバイ飯を紹介する(左から)海野さん、若井さん、濱多さん、美浪さん=魚津市釈迦堂の「食彩庵 悠」

今回考案したレシピで作ったバイ飯を紹介する(左から)海野さん、若井さん、濱多さん、美浪さん=魚津市釈迦堂の「食彩庵 悠」

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「魚津のバイ飯」家庭でも手軽に 若手料理人レシピ考案

北日本新聞(2015年5月6日)

 昨年1月に水産物を使ったご当地料理の全国コンテスト「Fish-1グランプリ」で準グランプリを獲得した「バイ飯」を広めようと、魚津市の若手料理人4人が、炊飯器を使って家庭でも簡単に作れるレシピを考案した。バイ貝のうま味を生かした魚津ならではの味を普及し、観光振興に役立てる。

 バイ飯は、魚津市で揚がったバイ貝の炊き込みご飯。魚津漁協がコンテストに応募し、受賞後は市内の飲食店数店が「魚津のバイ飯」として提供している。貝のうま味が生かされていると好評だ。

 店で出すバイ飯はそれぞれ作り方が異なり、手間がかかっている。そこで「食彩庵 悠」の海野文章さん(36)、「寿(す)し割烹(かっぽう) 万両」の若井貞寛さん(36)、「浜多屋魚津駅前店」の濱多雄太さん(30)、「海風亭」の美浪呂哉(ともや)さん(31)の4人が2月から試作を重ね、家庭用のレシピを完成させた。

 バイ貝のゆで汁に、だし、みりん、しょうゆを加え、バイ貝の身、コメと一緒に炊飯器や土鍋で炊けば出来上がり。調味料の分量を調整し、幅広い年代に親しまれる味に仕上げたという。

 バイ貝は一年を通じて水揚げがあるため、いつでも食べられるのも強み。4人は「バイ飯を目当てに店を訪れる人も多く、力のあるメニューだと思う。『魚津といえばバイ飯』と言われるようになるため、レシピが力になるといい」と話している。 

◆バイ飯の作り方◆
(1)魚津港で揚がったバイ貝をゆでる。
(2)ゆで汁を使って昆布か、かつお節のだしを取る。だしは市販のものでも可。
(3)(2)にみりんとしょうゆを加える。割合はゆで汁14に対してみりん1、しょうゆ1。
(4)バイ貝の身を取り出し、一口大に切る。時間があれば、(3)のゆで汁にスライスしたショウガを加え、切ったバイを煮る。その後バイとショウガを取り出す。
(5)バイとコメ、冷ましたゆで汁を炊飯器や土鍋に入れて炊く。好みで切ったゴボウやニンジン、ササゲなどを載せて一緒に炊く。

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