福井県立恐竜博物館入館へ長蛇の列を作る家族連れら=3日、福井県勝山市(同館提供)

福井県立恐竜博物館入館へ長蛇の列を作る家族連れら=3日、福井県勝山市(同館提供)

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GW恐竜博物館入館者が過去最高 北陸新幹線の効果も

福井新聞(2015年5月8日)

 福井県立恐竜博物館(福井県勝山市)は7日、ゴールデンウイーク(GW、4月25日~5月6日)期間中の入館者数を発表した。野外恐竜博物館の入館者を含め7万106人となり過去最高を記録した。一日当たりでは4日に1万5706人が来館し過去最高を更新した。開館時間を拡大したことなどに加え、北陸新幹線金沢開業や、昨夏全線開通した舞鶴若狭自動車道の効果があったとしている。

 2000年の開館以来、GW期間中に7万人を超えたのは初めてで、これまで最高だった13年の6万2465人を7641人上回った。6万人超えは3年連続。

 4日の入館者数(1万5706人)は、従来のGWの最高だった14年5月5日の1万3527人を2179人更新。年間を通して最高だった13年9月15日の1万4053人も更新し過去最高となった(00年の恐竜エキスポ開催期間を除く)。またGWでは3年連続で3日連続1万人超えを記録した。

 入館者が増えた要因として▽GW後半は5連休となり例年に比べ1日多かった▽GW後半の開館時間を午前8時半から午後6時までと1時間半拡大した▽GWに企画展を初開催した▽野外恐竜博物館を4月25日に再開した―などを挙げた。

 また、車両ナンバーの調査では「金沢」のレンタカーが「福井」より多かったことから、北陸新幹線金沢開業の効果が見られたと分析。また近畿地方からの車両の割合が昨年より増えており、昨年7月に全線開通した舞鶴若狭自動車道の影響もあるとしている。

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