アルパカがほほ笑んでいるように見える包装デザインのクッキー=長岡市

アルパカがほほ笑んでいるように見える包装デザインのクッキー=長岡市

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アルパカクッキー誕生 山古志名物目指します 地元産米粉使用 年間通して販売

新潟日報(2015年5月8日)

 長岡市山古志地域の新たな名物として、地元の人気者アルパカをあしらった包装のオリジナルクッキーが誕生した。材料には地元産の米粉を使用。行楽シーズンが本格化する中、地域内外への売り込みを目指している。

 山古志地域ではこれまで、2004年の中越地震後に特産のカグラナンバンを使ったカレーなどが開発された。

 ただ、土日のみの販売やイベントでの出展が中心だったことから、年間を通じて販売できる土産品をつくろうと、「やまこし復興交流館おらたる」のスタッフが開発に取り組んだ。

 山古志らしさをアピールするために、材料には山古志産コシヒカリの米粉を使用。1個ずつ包装するパッケージには、観光の目玉の一つであるアルパカのイラストをあしらい、クッキーがアルパカの顔のように見えるデザインにした。イラストはおらたるのスタッフ、川上沙織さん(22)が描いた。

 試食を重ね、厚みや歯応え、重さなどを何度もチェック。米粉の味をしっかり楽しんでもらおうと、厚みも1センチ近いボリュームのあるサイズに仕上げた。

 米粉特有のさっくりとした食感に加え、濃厚なバターの風味が口の中に広がるのが特徴だ。

 川上さんは「大勢の人に山古志に関心を持ってもらい、来てほしい」とアピールする。

 いずれも税込みで4個入りが580円、7個入りが千円。長岡市大手通2の長岡震災アーカイブセンター「きおくみらい」でも販売している。

 問い合わせはおらたる、0258(41)1203。

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