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チベット仏教の奥深さ紹介 長野・西方寺で「祭」曼荼羅制作や舞踏劇

信濃毎日新聞(2015年5月15日)

 長野市西町の西方寺で14日、チベット人僧侶らの諸行事を紹介する「チベット祭」が始まった。善光寺御開帳に合わせて7年目に1度開き、2回目。16日まで、チベット仏教の物語を演じる仮面舞踏劇「チャム」や極彩色の砂で描く曼荼羅(まんだら)制作などを披露、日本の仏教との違いや文化の多様さを伝える。

 2010年、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世が訪問し、境内でチベット大仏の開眼法要を行うなど、西方寺はチベットとの交流が長い。祭りはチベット仏教への支援を目的に始まった。

 門前で2回行われたチャムでは、閻魔(えんま)大王や水牛、鹿などの面をつけた僧侶らがかねや太鼓に合わせて舞を披露=写真。修験者の緩急を付けた華麗な舞いに、信州大4年の北村杏子さん(21)は「衣装もきらびやかで日本の仏教との違いを楽しめました」。

 本堂で行った砂曼荼羅作りでは、息がかからないようマスクをした僧侶6人が、阿弥陀(あみだ)如来などの仏たちを象徴するハスの花や法輪を赤や黄色、青など5色に染めた砂で慎重に表現。完成するのは最終日といい、埴科郡坂城町の塩入重信さん(64)は「チベット仏教の奥深さを感じます」と話していた。

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