土産品の新商品として製作している法被や武者絵をデザインした缶バッジを見せる小松さん(左)と橋本さん

土産品の新商品として製作している法被や武者絵をデザインした缶バッジを見せる小松さん(左)と橋本さん

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夜高の法被、缶バッジに 小矢部市商工会女性部津沢支部

北日本新聞(2015年5月16日)

■7町ごとに図案、武者絵も
 小矢部市津沢地区で6月5、6の両日に行われる津沢夜高あんどん祭を盛り上げようと、市商工会女性部津沢支部は14日夜、土産品作りに取り組んだ。今年は2年ぶりの新商品として、大あんどんを出す7町内の法被や武者絵をデザインした缶バッジとマグネット計4種類を加えた。前夜祭の6月4日から売り出す。

 女性部津沢支部は約10年前に祭りの土産品がないことから田楽行燈(あんどん)を作り始めた。少しずつ種類を増やし、現在は武者絵や法被コースター、拍子木など13種類を手掛ける。

 今年は気軽に身に着けることができ、重宝する缶バッジとマグネットを作ることとし、作製機と千個分の材料を購入した。7町の法被には桜や波などそれぞれ違った図案が描かれ、法被をデザインした缶バッジとマグネットは7町分をコレクションして楽しめるよう、各5色ずつ用意した。

 4月から毎週進めている武者絵の色塗りも行った。橋本静江さん(64)は「お客さんの顔を思い浮かべながら心を込めて塗っている」と話し、丁寧に筆を入れていた。

 小松良江支部長(54)は「多くの人に喜んでもらい、津沢夜高あんどんのファンをもっと増やしたい」と話す。缶バッジは各100円、マグネットは各150円。前夜祭の6月4日と祭り期間の5、6日は会場のあんどん広場で売り、その後は津沢商工会館で扱う。問い合わせは同会館、電話0766(61)2356。

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