町特産のコメなどを買い求める観光客でにぎわうアンテナショップ=立山町商工交流館

町特産のコメなどを買い求める観光客でにぎわうアンテナショップ=立山町商工交流館

富山県 立山黒部アルペンルート 特産

立山観光前に「特産品はいかが」 立山舟橋商工会

北日本新聞(2015年5月16日)

 立山・黒部アルペンルートに観光バスで向かう観光客に立山町中心部の五百石駅で富山地方鉄道立山線に乗り換えてもらい、待ち時間に近くのアンテナショップで町特産品を紹介する取り組みが15日、始まった。立山舟橋商工会(青木正会長)が取り組むもので、町の課題となっている平地への観光客誘致や立山線の利用促進につなげるのが狙いだ。

 立山舟橋商工会が立山黒部貫光や町の仲介で、観光バス運行の「神姫(しんき)バス」(兵庫県)と提携。1日当たりのバス運行距離は乗り換えにより、交代運転手が必要と定められた600キロを下回り、神姫バスにとっても人件費を抑制できる利点がある。ローカル線を使った旅行を求めるニーズがあることも判断材料になったという。

 この日は第1陣の27人が町商工交流館「休んでかれや」にバスで到着。館内のショップに並ぶ寒餅やラ・フランスジュースといった町特産品や、記念出店した町内和菓子店などのブースを見て回った。特に人気を集めた東谷地区産のコメを買った神戸市の伊藤智恵子さん(56)は「地元ならではの土産品が欲しかったので良かった」と話した。一行は約40分間滞在し、五百石駅からアルペンルートの玄関口・立山駅に向かった。

 神姫バスはこれまでもアルペンルートへのツアーを行っており、地元の特産品がそろった店を求めていた。同社の担当者は「品質の高い品が多く安心できる」と話した。同社のツアーは9月まで月5回程度行われる予定。

 町では、多くの観光客がアルペンルートを訪れる一方、平地の素通りが多いことが課題だ。青木会長は「町中心部を訪れてもらいうれしい。品ぞろえを検証するとともに、取り組みを拡大できるか検討したい」と話していた。

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