鮮やかな色のポピーが一面に広がるポピー園

鮮やかな色のポピーが一面に広がるポピー園

長野県 伊那路 花・紅葉

喬木村でポピー園が開園 色鮮やか

信濃毎日新聞(2015年5月17日)

 下伊那郡喬木村伊久間の「ポピー園」が16日、開園した。約30アールの花畑で赤と黄色の2種約4万株のポピーが見頃を迎えており、来園者の目を楽しませている。

 地元住民のボランティアでつくる「ポピーの会」が遊休農地を活用し、赤いシャーレーポピーと黄色いカリフォルニアポピーを栽培。今年は手入れが行き届いたといい、敷地全体できれいにポピーが生えそろう。昨年からは花畑の中に遊歩道も造り、来園者は一面に広がる色鮮やかな花畑のじゅうたんの中を歩き回れる。

 この日は小雨が降る中での開園となったが、風に揺れて水滴の滴るポピーの花と花の間をミツバチが羽音を響かせながら飛び交った。シャーレーポピーの花畑の中には白いポピーの姿も。会長の増田隆さん(71)は「鮮やかな色で気分を明るくしてくれる花。何も考えずにきれいな花を見て和んでほしい」と話していた。

 5月31日まで。開園時間は午前9時〜午後4時。管理のための協力金200円を募っている。花の摘み取りもできる。問い合わせはたかぎ農村交流研修センター(電話0265・33・3999)へ。

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