富山市岩瀬白山町の諏訪神社の祭礼「岩瀬曳山車（ひきやま）祭」が１７日、同市岩瀬地区で始まった。昼は山車１３基の「曳き回し」、夜は同神社前で山車が豪快にぶつかり合う「曳き合い」が行われ、見物客を沸かせた。１８日まで。

　祭りの目玉、曳き合いは午後１０時４５分ごろにスタート。明かりをともした「たてもん」を載せた山車２基が向かい合い、勢いよくぶつかると、沿道の住民や見物客から大きな歓声が上がった。

　日中は町内ごとに曳き回しを行い、車輪がきしむ音と威勢のいい「ヤサー、ヤサー」の掛け声が響き渡った。

　１８日は午後１０時ごろから、同市岩瀬小学校近くの忠霊塔前で曳き合いを行う予定。