県薬用植物指導センター(上市町広野)で、ボタン科のシャクヤクが見頃を迎えている。18日は曇り空の下、訪れた人たちが、ピンクや白色の鮮やかな大輪の花にうっとりと見入っ0ていた。
同センターのシャクヤク園では、230品種3千株が栽培されている。切り花用のほか、薬用品種の梵天(ぼんてん)も清らかな白い花を咲かせている。
来園者はカメラを手に、散策を楽しんだ。毎年訪れているという滑川市下小泉町の東城雄一さん(73)は、「品種が豊富で、色合いも美しい」と話していた。同センターによると、見頃は今週末まで。