富山駅に向かう北陸新幹線=21日、富山市の呉羽山から撮影

富山駅に向かう北陸新幹線=21日、富山市の呉羽山から撮影

富山県 北陸新幹線

北陸新幹線車両が最優秀 鉄道友の会のブルーリボン賞に

北日本新聞(2015年5月22日)

 全国の鉄道ファンでつくる「鉄道友の会」(東京)は21日、北陸新幹線の新型車両W7系(JR西日本)とE7系(JR東日本)を、最優秀車両に与える「2015年ブルーリボン賞」に選んだと発表した。山岳区間や積雪といった厳しい条件でも安全走行できる性能や、「和の未来」をコンセプトとしたデザインが評価された。

 友の会が年1回、国内で営業運転を始めた新型車両の中から選出。会員の投票結果を基に選考委員会が利便性や快適性、環境対応、新技術の活用などの点から評価する。

 同会によると、W7系とE7系は急勾配や積雪地でも安全に走ることができ、ブレーキや脱線防止装置の性能が向上して地震対策も強化された。アイボリーホワイトの車体に銅や空色のラインが走る鮮やかな外装や、落ち着いた中に華やかさのある内装も評価され、「北陸への新しい大動脈となった北陸新幹線を強くアピールしている」とした。

 優秀賞の「ローレル賞」にはJR東の「EV-E301系」と箱根登山鉄道の「3000形」が選ばれた。

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