鬼門の方角の的に狙いを定める射手=白山市若宮1丁目の若宮八幡宮

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鬼門へ矢、招福祈願 白山市の若宮八幡宮

北國新聞(2015年5月26日)

 若宮八幡宮(白山市)の蟇目神事(ひきめしんじ)は25日、同市若宮1丁目の同神社境内で営まれ、神職らが鬼門の方角に向かって矢を放ち、除災招福を祈願した。

 神事は春季大祭の一つで、柏木信勝宮司が北東の「表鬼門」、南西の「裏鬼門」の空に向かって矢を放った後、市松任弓道協会員の加賀十四幸(としゆき)さんと田中秀夫さんが鬼門の方角に置かれた的を射抜いた。

 蟇目神事は鎌倉時代に二つの太陽が現れ、加賀国松任の弓の名手山上新保介が将軍の命を受けて偽物を射落としたという言い伝えに由来する。26日は午前10時から例大祭、午後2時から御田植神事が営まれる。

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