山師コースで南沢疎水道を案内する岩見昭一郎さん(左)。当時の手作業の様子が見て分かるという=佐渡市

山師コースで南沢疎水道を案内する岩見昭一郎さん(左)。当時の手作業の様子が見て分かるという=佐渡市

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佐渡金山コース拡充 見どころさらに掘り下げ 国史跡「無名異坑」を初公開

新潟日報(2015年5月27日)

 2017年度を目指す佐渡金銀山の世界遺産登録に向け観光客の関心を高めようと、佐渡市の主要観光施設の一つ「史跡佐渡金山」が、ガイド付きの観光コースを拡充した。2種類だったコースを3種類に増やし、これまで非公開だった坑道を新たにコースに組み込んだ。


 従来のガイド付きコースは「山師」「産業遺産」の2種類だったが、産業遺産コースを「製錬施設」「採掘施設」の二つに分けた。

 製錬施設コースは北沢浮遊選鉱場跡や大間港など、金山周辺にある明治以降の近代遺産巡りが中心。採掘施設コースは、3月に国の史跡として追加指定を受けた「大切山坑(おおぎりやまこう)」などの坑道を主に回る。同じく史跡に追加された「無名異坑(むみょういこう)」を両コースで初めて公開。佐渡特産「無名異焼」の原料となる赤い岩石が特徴の内部を見学できる。

 史跡佐渡金山を運営するゴールデン佐渡によると、佐渡汽船の新造船「あかね」就航以降は前年より来場者も多く、ガイド付きコースの客足も順調に伸びている。

 坑道では懐中電灯を片手に暗闇を進むため「探検しているようだ」「ありふれた観光コースよりいい」といった声が上がっており、好評だという。

 ガイドを務めるゴールデン佐渡職員の岩見昭一郎さんは「これぞ鉱山だという手掘りの跡など、本物をじかに体験できる。多くの人に価値を知ってほしい」と話している。

 問い合わせはゴールデン佐渡、0259(74)2389。

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