大北地方の若手経営者らでつくる大町青年会議所(JC)は7月11日、今年で5回目となる「どろんこドッジボール」を白馬村神城の休耕田で開く。これまで大町市内で開いてきたが、「昨年11月の地震で被災した白馬から元気を発信しよう」と初めて同村で計画。メンバー2人が27日、現地の休耕田を下見した。
会場は、白馬クロスカントリー競技場「スノーハープ」近くの約10アールの休耕田。この日は雑草が生い茂っていたが、大会までにメンバーが除草したり耕したりして整備するという。
県北部を震源に発生した昨年11月の地震では、スノーハープの舗装に多数の亀裂が生じるなどの被害があった。会場の休耕田は無事だったが、近くの堀之内や三日市場では住宅や田畑などに大きな被害が発生。企画したメンバーの製麺業飯森洋一さん(38)=白馬村北城=は「大勢の人に参加してもらい、大北地方が元気だという輝きを発信したい」と話していた。
県内外を問わず、小学生以上8〜12人でつくるチームを募集する。先着10チーム。参加費は傷害保険料込みで1人500円。個人での参加も可能。申し込みは7月3日まで。個人は当日の飛び入り参加もできる。問い合わせは火、木曜日午後1時〜4時に大町JC事務局(電話0261・23・2436)へ。