アルパカ 長岡市から仲間入りしたアルパカの親子=27日

アルパカ 長岡市から仲間入りしたアルパカの親子=27日

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胎内・樽ケ橋遊園の動物 空前のベビーブーム 職員「かわいい姿早く見て」

新潟日報(2015年5月29日)

 胎内市下赤谷地区の樽ケ橋遊園で先週、ヤクシカとウサギの赤ちゃんが誕生した。2、3月に生まれたヤギも順調に育ち、26日には生後約3カ月のアルパカが長岡市山古志地域から仲間入り。ニワトリのひよこもやって来た。「これだけ多くの赤ちゃんがそろうのは珍しい」と遊園職員。園内のあちこちで見られるかわいい姿に、家族連れらは顔をほころばせていた。

 ヤクシカは20日ごろに2頭が生まれた。体長は約40センチ。群れに必死について行く姿が見る人の笑顔を誘う。ウサギ2匹が生まれたのも20日ごろ。1匹は死んでしまったが、1匹は遊園の事務室で大切に育てられている。体長約10センチとまだ小さいため公開は6月以降の予定。ただし希望すれば事務室で見ることができる。

 同園にいたアルパカ2頭が出産などのため借り受け先の山古志アルパカ村に戻り、代わりに来たのが子アルパカ。体長約80センチのメスで、一緒に来た母親の半分くらいの大きさだ。ひよこは13羽。にいがた地鶏のPRで県農業総合研究所畜産研究センター(三条市)から受け入れた。

 職員の長谷川修平さん(21)は「動物は成長が早いので、子どものかわいい姿を見ることができるのは貴重だ。多くの人に来てほしい」と来園者増を期待する。今後もヤクシカやモルモットの出産が予定され、ベビーラッシュは続きそうだ。

 開園時間は午前10時~午後5時(土日祝日は午前9時から)。4歳から中学生まで210円。高校生以上は310円。

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