戦後アメリカの大量生産、大量消費という時代性をクールにイメージ化した作家たちを絵画、立体、版画など74点の作品とともに紹介する企画展「アメリカン・ポップアート展~1960年代からのアメリカ」(同展実行委=福井市美術館、福井新聞社、福井放送主催)が30日、福井市美術館で始まった。
会場には、アンディ・ウォーホルの「マリリン・モンロー」や、ロイ・リキテンスタインの「積みわら」、ジャスパー・ジョーンズの「旗Ⅰ」など、最盛期のアメリカン・ポップアートを代表する作品がずらり。初日から大勢の鑑賞者が訪れ、現在のファッションや商品広告にもつながる古き良き時代のアメリカの大衆文化に触れた。
同展は7月12日まで(月曜休館)。