水揚げされるクロマグロ=氷見漁港

水揚げされるクロマグロ=氷見漁港

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夏マグロのシーズン到来 氷見と魚津で計23本

北日本新聞(2015年6月2日)

 夏マグロのシーズン到来-。氷見市の氷見魚市場と、魚津市の魚津港北地区で1日、今季最多のクロマグロが水揚げされ、浜は活気づいた。


 氷見魚市場には、氷見沖と石川県志賀町沖の定置網に入ったクロマグロ計18本が運ばれ、競りにかけられた。

 氷見沖のクロマグロは8本で60~70キロ台、志賀町沖は10本で30~70キロ台の大きさ。5月から能登沖を中心に水揚げされており、氷見沖はこの日が最多だった。

 仲買人が脂の乗り具合や身の厚さなどを確かめて競り落とし、県内のスーパーや鮮魚店などに出荷した。関係者は「氷見沖にクロマグロが来ると浜は盛り上がる」と声を弾ませた。

 夏マグロの水揚げは7月中旬ごろまで続くという。 


 魚津港北地区では、クロマグロ5本が水揚げされた。ことし初のまとまった漁獲となった。

 クロマグロは入善町吉原沖の定置網に入った。港に隣接する魚津漁協の水産物荷さばき施設「魚津おさかなランド」に運ばれ、競りにかけられた。重さは68~79キロで、県内や首都圏に出荷された。

 漁協によると、クロマグロはことしに入って10本程度揚がっており、中には140キロの大物もあった。浜多一徳販売課長は「この調子で水揚げが続いてくれるといい」と期待した。

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