九頭竜川中部漁協は1日、管内のアユ釣りが6日に解禁されるのを前に福井県永平寺町の九頭竜川で試し釣りを行った。アユの成育状況は上々でサイズ、量とも例年並みの釣果が期待できるという。
同漁協は4~5月に8トンの稚アユを放流しており、成育状況を調査するために実施した。組合員やベテランの釣り人ら約30人が参加し、各ポイントに分かれて釣った。
水温18・5度と絶好のコンディションの中、参加者は次々と15~17センチのアユを釣り上げた。釣ったアユは五松橋下流の本部に持ち寄られ、午前中の3時間ほどで計376匹の釣果があった。
吉田廣秀組合長は「ことしも十分な釣果が期待できる。お客さんには一匹でも多く釣って楽しんでほしい」と話していた。遊漁料は年券1万2千円、日券3千円。