戸隠地区で1日から提供が始まった「戸隠雪がくし蕎麦」

戸隠地区で1日から提供が始まった「戸隠雪がくし蕎麦」

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「雪がくし蕎麦」戸隠17店で 雪中にソバの実を半年保存

信濃毎日新聞(2015年6月2日)

 長野市戸隠地区のそば店などでつくる戸隠そば協同組合は1日、雪の中で保存したソバの実から作ったそば「戸隠雪がくし蕎麦(そば)」の提供を加盟店で始めた。雪の多い戸隠の気候を生かして、戸隠そばの魅力を発信しようと3年目の取り組み。今年は最多の17店舗で振る舞い、店舗ごとに考案した独自のメニューを楽しむことができる。

 同組合内の若手経営者らでつくる「戸隠麺,z(メンズ)倶楽部」が昨年12月、戸隠産の在来種約250キロを雪中に埋め、5月に取り出した。温度と湿度が一定の雪の中でソバの実を保存すると、品質が保ちやすくなり、甘みも増すという。各店が価格やメニューを考え、1週間〜1カ月の期間限定で、ざるそばやそばがきなどを提供する。

 戸隠神社奥社前にあるそば店「奥社前なおすけ」では、1日10食限定でざるそばを振る舞う。通常より麺を太くし、食べ応えのあるようにした。店主で同倶楽部会員の菅野広一さん(43)は「雪の多い戸隠ならではの味を楽しんでほしい」と期待している。

 戸隠では、雪の中で日本酒を熟成させる「戸隠雪中酒」造りが行われており、雪がくし蕎麦は、雪中酒の取り組みも参考にソバの質が劣化しやすい期間においしいそばを提供したい―と始まった。同倶楽部代表の徳武祐介さん(37)は「この地域で育ち、ここでしか食べられないそばの魅力を発信していきたい」としている。問い合わせは戸隠観光協会(電話026・254・2888)へ。

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