尺八を奏でながら歩く虚無僧=国泰寺

尺八を奏でながら歩く虚無僧=国泰寺

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尺八演奏し国泰寺の開祖しのぶ 開山忌法要

北日本新聞(2015年6月3日)

 臨済宗国泰寺派総本山・国泰寺(高岡市太田)で2日、開山忌法要が始まり、大勢の人が参拝した。虚無僧(こむそう)が行列をつくり、尺八を奏でながら境内を歩いた。法要は3日まで。

 開祖・清泉禅師の遺徳をしのぼうと、命日の6月3日に合わせて毎年同2、3日に行っている。

 「大般若会中祈祷(だいはんにゃえちゅうきとう)」では、宝泉寺(東京都八王子市)の藤本大器住職が説教を行った。命日前に行う仏事「開山国師宿忌(しゅくき)」もあった。

 虚無僧は北陸や東京から29人集まった。尺八を吹きながら僧侶を先導し、法堂から開祖を祭る開山堂まで練り歩いた。開山堂では、虚無僧が尺八を奏上し、僧侶が読経を行った。多くの参拝者は写真を撮ったり手を合わせたりしていた。

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