東御市観光協会は、同市と群馬県嬬恋村にまたがる湯の丸高原と、同市本海野の海野宿を有償で案内する初の「地域観光ガイド」を養成する。７月３日まで希望者を募集している。同観光協会事務局の市商工観光課は今月３日夜、海野宿ふれあいセンターで地元向けの説明会を開いた。応募者を対象に７月１１日〜９月１２日、全５回のガイド養成講座を開く。

　養成する「地域観光ガイド」は、レンゲツツジなどの自然が豊かな湯の丸高原を案内する「湯の丸高原観光案内ガイド」と、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている旧北国街道海野宿を案内する「海野宿観光案内ガイド」の２種類。専門的な知識を身に付け、安全に案内できる人材を育成する。住所やガイド経験の有無は問わない。

　養成講座は市中央公民館や現地で開き、学芸員などが講師を務める。座学講習の７月１１、２５日、８月８日、９月１２日は午後７時〜８時半、現地講習の８月２２日は午後１時半〜３時半。修了後にガイド登録証を交付する。

　希望者は、東御市観光協会ホームページからダウンロードした登録申込書に必要事項を記入し、湯の丸高原か海野宿のどちらかを選んで同協会に送る。問い合わせは東御市観光協会（電話０２６８・６７・１０３４）へ。