北陸新幹線やアウトレットモールの観覧車などをかたどった吊り物=浦町会館

北陸新幹線やアウトレットモールの観覧車などをかたどった吊り物=浦町会館

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あんどん、北陸新幹線とアウトレット題材 津沢夜高祭にお目見え

北日本新聞(2015年6月5日)

 小矢部市津沢地区で5、6日に行われる津沢夜高あんどん祭に、北陸新幹線や三井アウトレットパーク北陸小矢部の観覧車をかたどったあんどん飾りがお目見えする。

 浦町若連中の窪城吉輝さん(35)が「話題のものをあんどんにできないか」と考え、大あんどんの飾りの一つ、吊(つ)り物でW7系と市内に7月にオープンするアウトレットを表現することにした。市の観光スポットのクロスランドタワーも加えて造形した。高さ1・9メートル、幅2・5メートル、奥行き約1メートル。

 走っている新幹線のスピード感を曲線で巧みに表現。乗車口には市のシンボルキャラクター「メルギューくん」「メルモモちゃん」を描いた。観覧車は電動で回る仕掛けにするなど遊び心たっぷり。4月下旬の骨組み作りから始め、町内の若連中や女性の協力で和紙を貼って色を塗り、色鮮やかに仕上げた。

 5日は祭りメーン会場のあんどん広場に展示する。窪城さんは「できれば、大あんどんにつけて練り回したい」と話している。

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