2010年3月の飯田お練りまつりで飯田市街地の中心部を練り歩く「大名行列」

2010年3月の飯田お練りまつりで飯田市街地の中心部を練り歩く「大名行列」

長野県 伊那路 祭り・催し

飯田お練りまつり 16年3月25~27日に

信濃毎日新聞(2015年6月6日)

 飯田市中心市街地で7年目に1度行われる「飯田お練りまつり」の奉賛会の設立総会が5日、市内で開かれた。商工観光、行政の関係者など約60人が出席し、来年のお練りまつりは3月25〜27日の3日間に開催することなどを確認。伊那谷を代表する行事の準備を本格化していく。

 お練りまつりは、市内の大宮諏訪神社式年大祭に合わせて開催。前回2010年3月のお練りまつりには40以上の団体が出演し、獅子舞や大名行列など伊那谷の多彩な民俗芸能を市街地で披露。3日間で過去最多の約32万人が訪れた。

 設立総会では、まつりの収支予算を4850万円とし、前回予算額より約400万円増額した。前回からの繰越金がなくなったが、「飯田市としても、前回に増して応援していく」(牧野光朗市長)とし、市からの補助金は前回より400万円増えて1500万円となった。

 実行委員会には四つの委員会を配置。従来の「総務委員会」「催し物委員会」「交通委員会」に加え、本部設営や中央公園での催事などを担当する「会場委員会」を新たに設けた。

 大宮諏訪神社では、みこしを引いて練り歩く「神輿渡御(みこしとぎょ)」を3月24日に行う。奉賛会副会長でもある湯沢広雄・責任大総代は、式年大祭で数々の神事が行われるとともに、「文化の継承、地域のためのお練りまつり」として地域が盛り上がることを期待していた。

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