真剣な表情で稽古に励む参加者=越中八尾観光会館

真剣な表情で稽古に励む参加者=越中八尾観光会館

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風の盆へ切磋琢磨 八尾で温習会始まる

北日本新聞(2015年6月9日)

 9月に富山市八尾町中心部で行われる「おわら風の盆」に向け、地方(じかた)衆と踊り手が合同で練習する定例温習会(おんしゅうかい)が8日、同市八尾町上新町の越中八尾観光会館で始まった。初日は、唄や三味線、胡弓(こきゅう)などを担当する地方衆約50人が稽古に励んだ。

 町中心部にある11町の演じ手の技術向上と交流を目的に、県民謡越中八尾おわら保存会(福島順二会長)が毎年実施。温習会に先立ち、同保存会演技指導部の舘谷明彦総括部長が「各町と切磋琢磨(せっさたくま)しながら技量を上げてほしい」とあいさつした。

 地方衆は、各パートに分かれて稽古を開始。演技指導部メンバーの指導を受けながら、真剣な表情で取り組んだ。

 地方衆の稽古は10日まで。11、12の両日は踊り手、13日に地方衆と踊り手が共に練習する。

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