ボルダリング用の壁を登る人たち。右側はロープを付けて登る壁

ボルダリング用の壁を登る人たち。右側はロープを付けて登る壁

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伊那にクライミングジム 工場を改修「達成感味わって」

信濃毎日新聞(2015年6月9日)

 伊那市福島にクライミングジム「achieve(アチーブ)」がプレオープンした。突起物に手や足を掛け登ったり横に移動したりする「ボルダリング」の壁(幅約20メートル、高さ約4・5メートル)と、ロープを付けて登る壁(幅約15メートル、高さ約9・5メートル)を備える。21日の国体山岳競技県予選のクライミング会場にも決まった。店長の唐沢奨(すすむ)さん(30)=伊那市西箕輪=は「新しい時間の使い方としてボルダリングを広めたい」と話す。

 鉄工所だった建物を使用。壁は複数の面があり、傾斜はボルダリング用が81〜150度、ロープを付けて登る壁は90〜137度。専用の靴を履き、手に滑り止めの粉を付けて登る。コースは、「ホールド」と呼ばれる突起物の脇に貼ったテープの色や形ごとの組み合わせで決まっている。

 伊那市内の飲食会社が経営。同市西箕輪出身の唐沢さんは大学から東京で暮らし、システムエンジニアをしながら3、4年前に趣味でボルダリングを始めた。帰省の度に同社の飲食店に客として通い、社長からジムの話を持ち掛けられ、転職を決めた。

 唐沢さんによると、ボルダリングが盛んな東京ではビルの数フロアを使ったジムもあるという。「登るのは数分だが、ゴールした時の達成感がすごい。力に頼らず、はしごやジャングルジムを上がる感覚で登れる」と話している。

 ロープを付ける場合は2人一組が基本。最上部から垂れたロープを体に結ぶ「トップロープ」と、登りながら開閉式の金属環にロープを通していく「リードクライミング」の2種類ある。いずれも1人が登り、1人は地上でロープを操作して安全を確保する。

 25日に正式オープンする。営業は午前9時〜午後11時で、不定休。9日は臨時休業する。料金は平日午後5時までの3時間が2千円、会員(登録有料)は千円など。問い合わせはアチーブ(電話0265・96・7518)へ。

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