第11回勝山恐竜クロカンマラソンが14日、福井県勝山市の長尾山総合公園(かつやま恐竜の森)で開かれる。県内外から過去最多となる2046組、2274人がエントリー。当日は、"クールダウン"できる雪遊びイベントも催される。
マラソンは起伏に富んだクロスカントリーコースを走る。2~20キロの5コースとウオーキングの2コースで計36部門がある。マラソンの10、20キロとウオーキングの13・5キロは公園内を抜けた後、滝波川沿いなどを走る。午前9時から開会式があり、同9時45分から順次出走。ウオーキングは同8時にスタートする。
ゲストランナーとしてメキシコ五輪マラソン銀メダリストで「かつやまマラソン大使」の君原健二さんが参加する。
越前大仏駐車場とえちぜん鉄道勝山駅からシャトルバスを運行する。参加者は市内の主な施設の入場や飲食の割引券がもらえる。
雪と触れ合うイベントは「初夏の恐竜雪まつり」と銘打ち、市や市雪氷熱エネルギー利用促進協議会の活動の一環で開催する。昨年7月に同イベントを開催しており、ことしも冬季に積もった雪を活用して行う。
現在、同公園内には直径約5メートル、高さ約3・5メートルの雪がブルーシートや遮光シートなどをかぶせて保存されている。当日はそりゲレンデを設営し、午前10時からそり滑りや雪だるま作りなどが楽しめる。マラソン参加者以外でも無料で利用できる。