認知症カフェ開催をPRするチラシ

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認知症、語り合える場に 飯伊で「カフェ」定期開催へ

信濃毎日新聞(2015年6月10日)

 飯田下伊那地域の有志でつくる南信州次世代会議「認知症カフェプロジェクト」は27日、認知症の人や介護者が集える認知症カフェを飯田市鼎名古熊の喫茶店「茶房らく寿」で初開催する。認知症の当事者や家族を支援するため、気軽にお茶を楽しみながら交流したり、思い思いに時間を過ごせたりする場を提供。飯伊地方で民間の有志が同カフェを開くのは珍しく、今後も定期的に開いていく方針だ。

 当日は午前10時〜午後4時に喫茶店を借り切って開き、カフェ内では認知症の人が歌や音楽、手芸などを自由に楽しめる。会場ではケアマネジャーや介護福祉士のスタッフ3人が対応。認知症の人への支援をはじめ、家族が介護の悩みなどを打ち明けて相談できる。

 参加費はお茶とデザート代を含め1人500円。時間内は自由に出入りできる。認知症の人と家族、認知症介護について知りたい人などが対象。認知症の人だけでの参加はできない。定員は20人。

 同会議は20〜40代の有志で構成し、リニア中央新幹線が開業する将来に向けて地域のあり方などを研究している。このうち同プロジェクトのメンバーは、高齢化に伴って認知症が身近な問題となっていると実感。「認知症になっても安心して暮らせる地域」を目指す取り組みの一環で認知症カフェを企画した。

 プロジェクトリーダーで、市内で宅老所を運営するNPO法人代表の村井倫子さん(42)は、認知症への理解が広がらないと当事者らが社会で孤立してしまう―と指摘し「地域で受け入れていくためにも、認知症カフェが増えたらいい」と期待。9月、12月にも同じ会場で同カフェ開催を計画している。参加には事前申し込みが必要。問い合わせは宅老所きらら(0265・55・3169)へ。

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