広域連携プロジェクトの設立総会で演舞を披露する「信州上田おもてなし武将隊」

広域連携プロジェクトの設立総会で演舞を披露する「信州上田おもてなし武将隊」

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「真田丸」誘客へ県内連携 上田や長野市など12団体

信濃毎日新聞(2015年6月12日)

 上田市ゆかりの戦国武将・真田幸村の生涯を描く2016年NHK大河ドラマ「真田丸」の放送に向け、同市や長野市、県など県内12自治体・団体でつくる「長野県真田丸広域連携プロジェクト」の設立総会が11日、上田市内であった。真田氏に縁の深い自治体や観光団体が連携することで、観光誘客を効果的に進める狙い。広域パンフレットの作成などを盛った本年度事業計画も決めた。

 総会で長野市の加藤久雄市長は「善光寺の御開帳は大成功だった。来年は上田市を中心に盛り上がるといい」とあいさつ。上田市の母袋創一市長は「信州は大河ドラマ真田丸の舞台だと多くの人に呼び掛け、観光客が回遊する仕組みづくりを一緒に進めたい」とした。役員人事では、会長に母袋市長を選出。加藤市長が名誉会長、阿部守一知事が顧問に就いた。

 事業計画には、首都圏や関西圏向け合同キャンペーンの実施や旅行商品の開発、上田、長野両市を巡る観光タクシーの運行なども盛った。来年1月には上田市の上田城跡公園内に、大河ドラマの衣装などを展示する「信州上田真田丸大河ドラマ館」(仮称)が開館する予定で、館内に関係自治体などの観光PRコーナーを設置する。ドラマ終了後には、ロケ地案内マップの製作なども検討する。

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