屋外でアルコール飲料や二胡の演奏を楽しむイベント「星空Bar」を開くゲストハウスの中庭

屋外でアルコール飲料や二胡の演奏を楽しむイベント「星空Bar」を開くゲストハウスの中庭

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「エヴァ展」見たら松代で飲もう 7月4日、半券でサービスも

信濃毎日新聞(2015年6月13日)

 長野市松代町松代の古民家を改装した簡易宿泊施設「松代ゲストハウス布袋(ほてい)屋」は7月4日、屋外でアルコール飲料を楽しむ「星空Bar(バー)」を敷地内で開く。地元ゆかりの大ヒットアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」をまちづくりに生かす「松代エヴァンゲリオンの町化計画」の一環。この日に同市若里の水野美術館で始まる作品展「エヴァンゲリオン展」(信濃毎日新聞社など主催)のチケットの半券の提示で、割引サービスもある。定員30人を募っている。

 布袋屋にとっては4月のオープン後、初のイベントで、作品展を訪れたファンらに松代地区まで足を運んでもらおうと企画。チケットの半券でドリンク1杯をサービスするほか、8月30日までの作品展期間中、3300円の宿泊料が3千円になる。おつまみは、松代特産のナガイモ料理やアンズおこわなどを提供。二胡(にこ)の演奏もある。翌日は宿泊者を対象に松代大本営地下壕(ごう)を案内し、松代町東条でアンズ狩りを楽しむ。

 アニメは、主人公たちが操縦する巨大な人造人間「エヴァンゲリオン」が、人類を襲う謎の巨大生命体を迎え撃つ内容。作中で「松代」は仮設起動実験場として登場する。松代エヴァンゲリオンの町化計画は、若者の視点でまちづくりに携わる地元の「松代若者会議」が中心になって取り組んでおり、作品展に合わせたほかのイベントも企画している。

 ゲストハウスを経営するメンバーの建築士山本薫さん(47)=松代町=は「エヴァンゲリオンをまちづくりに生かす取り組みを応援したい」と話している。星空Barは午後6〜9時で、会費2千円(2杯目からは別料金)。問い合わせは布袋屋(電話026・214・2837)へ。

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