開業した「いこて」。跳ね上げ式の屋根を使った屋台も出店した=14日、十日町市本町5

開業した「いこて」。跳ね上げ式の屋根を使った屋台も出店した=14日、十日町市本町5

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十日町中心市街地 「いこて」開業 集会場や日本酒バー

新潟日報(2015年6月17日)

 十日町市が取り組む中心市街地活性化事業の中核施設のトップを切り、本町5の十日町産業文化発信館「いこて」が14日、開業した。大勢の人たちが集まることが期待されている「いこて」は人目を引く個性的なデザインの木造建築物で、7月下旬に開幕する「大地の芸術祭」の作品にもなる。同日はオープニングイベントが開かれ、多くの市民らでにぎわった。

 同市の中心市街地活性化策は国の認定を受け、施設整備や道路改良など66の事業が行われている。

 「いこて」は中越地震で損壊した旧娯楽会館の跡地に民間企業が建設。設計は十日町市松之山松口の市立里山科学館「森の学校キョロロ」を手掛けた手塚貴晴さん、由比さん夫妻が担当した。

 多くの木材を使っているため木のぬくもりが感じられ、全体を覆う白いドーム型の屋根が特徴的。建物自体が芸術祭の作品で、雁木通りなど昔の十日町から着想を得たという。「行こうよ」「いいね」を意味する十日町の方言から「いこて」と命名した。

 この日は、関口芳史市長らによるテープカットや鏡開きなどで開業を祝福。その後、訪れた大勢の市民らは建物に入り、1階のカフェ、日本酒バーや、市民らのイベントや集会場に利用できる2階の多目的スペースを見て回った。

 多目的スペースでは早速ブロックなどで遊ぶ子どもたちも見られた。屋外では隔週日曜日に手作りの食べ物や雑貨などを販売する「ファーマーズマーケット」も開かれた。

 十日町市袋町の会社員、福崎奈緒子さん(36)は「木のぬくもりを感じられる建物。市街地に人が集まってくれたらいい」と話していた。

 日本酒バーは「歴史、文化の継承」「革新」をテーマにスタッフが着物姿で接客。多目的スペースには芸術祭の作品も置かれるという。

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