辰野町の特産品が並ぶ「おもてなし空間」

辰野町の特産品が並ぶ「おもてなし空間」

長野県 伊那路 祭り・催し

ほたる祭り、にぎわう休憩所 辰野駅前2カ所、特産品販売も

信濃毎日新聞(2015年6月18日)

 「信州辰野ほたる祭り」が21日まで開かれている上伊那郡辰野町のJR辰野駅前の商店街で、空き店舗を利用した休憩所「おもてなし空間」がにぎわっている。2カ所あり、猫の縫いぐるみを高齢者と作っている地元のグループ「和(わ)っぴーくらぶ」と、飲食店「珈琲哲学」が運営。土・日曜は地元の信州豊南短大の学生もボランティアで関わる。

 町や町商工会などの祭り実行委員会が初めて企画。珈琲哲学はスーパーだった場所を改装し、祭り期間中、毎日営業している。同くらぶの「茶屋和っぴー」は、旧アイスクリーム店で土・日曜のみ。ともにテーブルや椅子を置き、湯茶を無料で振る舞う。

 珈琲哲学はかき氷や飲み物、町観光協会認定の特産品も販売。「ほたるまんじゅう」といった菓子、小物など町内11店の21品目が並ぶ。珈琲哲学をフランチャイズ経営する総合建設業「塩尻建友」(塩尻市)統括部長の川代高志さん(44)は「商店街のにぎわいにつなげて地元の役に立てればいい」とする。

 茶屋和っぴーは、町内17区ごとにデザインを変えた猫の縫いぐるみ「和っぴーにゃんこ」、地元菓子店が作った猫の鼻の形をしたまんじゅうを販売。くらぶ代表の篠原忍さん(40)は「気軽に立ち寄ってほしい」と話している。

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