挿入歌のCDやチラシを持つ(左から)藤久社長、村井さん、藤久取締役

挿入歌のCDやチラシを持つ(左から)藤久社長、村井さん、藤久取締役

富山県 北陸新幹線

新幹線開業PR動画の挿入歌をCD化

北日本新聞(2015年6月18日)

 県が制作した北陸新幹線開業PR動画の挿入歌「I became the wind」が22日、CDとして発売される。CD化を手掛けた富山市大泉町の音楽制作会社「スプラウト」(藤久直樹社長)は「開業から3カ月。音楽で一層盛り上げていきたい」と話している。

 スプラウトの藤久直樹社長(35)と、妻で取締役の尚子さん(34)が作曲と編曲を、尚子さんが作詞を担当し、県内でバンド活動をしている富山市上袋の村井香織さん(24)がボーカルを務めた。

 歌詞はすべて英語で、村井さんの透明感ある歌声を通し、富山の壮大な自然や新幹線の疾走感を表現している。商品化の予定はなかったが、動画の閲覧者から問い合わせが多数寄せられたため、CD制作を決めた。今月上旬からは、「i Tunes Store」などでの先行配信が始まっている。

 CDには、歌のない演奏のみと、日本語のバージョンも収録。県内のCDショップで販売し、今後、全国での発売も予定している。村井さんは「北陸新幹線開業までのいろいろな人の思いを乗せている曲。多くの人に聴いてほしい」と期待している。

 問い合わせはスプラウト、電話076(482)5280。メールはinfo@sprout-sense.com

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