2年前に造成した集落そばの茅場で下草を刈る中日本高速道路の社員ら=南砺市菅沼

2年前に造成した集落そばの茅場で下草を刈る中日本高速道路の社員ら=南砺市菅沼

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茅場の下草刈りに汗 世界文化遺産・菅沼合掌造り集落

北日本新聞(2015年6月19日)

 南砺市上平地域の世界文化遺産・菅沼合掌造り集落の越中五箇山菅沼集落保存顕彰会(中島慎一会長)は18日、中日本高速道路(本社・名古屋市)の社員や南砺ユネスコ協会員の協力を得て集落の茅(かや)場の下草を刈った。

 菅沼集落は人手と茅場の不足で合掌屋根の材料となる茅の自給率が約5割しかない。協力協定を交わしている中日本高速道路など外部からの人的支援を受け、茅場再生と自給率向上を目指している。

 同社の社員24人をはじめユネスコ協会員、大学生、住民ら約40人が参加。2年前に造成した集落そばの茅場などで草を刈った。参加者は地元の森林組合に長く勤めた茅ぶき名人、小林亀清さん(86)=南砺市楮・上平=から茅と雑草の見分け方などを習い、作業に汗を流した。

 中日本高速道路金沢支社の服部美季さん(22)は「世界遺産の保全に少しでも役に立てると思うとうれしい。すがすがしい気分」と笑みを見せ、ユネスコ協会員の笠原惠正さん(71)=同市大窪・城端=は「世界遺産に登録されて20年。協力の輪がさらに広がってほしい」と話した。

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