大本山永平寺の門前再整備に向け、会見後に握手する同寺の佐藤好春監院(左)、西川一誠知事(中央)、河合永充永平寺町長=19日、福井県庁

大本山永平寺の門前再整備に向け、会見後に握手する同寺の佐藤好春監院(左)、西川一誠知事(中央)、河合永充永平寺町長=19日、福井県庁

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永平寺門前の再構築へプロジェクト 新宿泊施設や旧参道を整備

福井新聞(2015年6月20日)

 大本山永平寺と福井県、同県永平寺町は本年度から永平寺門前の再構築プロジェクトを展開する。19日に西川一誠知事らが県庁で共同記者会見し発表した。禅寺の雰囲気を手軽に楽しめる宿泊施設整備を核に、旧参道の再生と旧参道沿いを流れる永平寺川の改修などを2019年秋までかけて一体的に行う。

 総事業費は3者合わせて22億7千万円。プロジェクトにより、同寺の25年の来訪者を14年比1・7倍の80万人にまで回復させる。

 計画によると、宿泊施設は同寺が13億円をかけて整備する。木造2階建て、延べ床面積は約2千平方メートル。宿泊施設のほか、飲食施設も一体的に造る。部屋数と収容人数は20室、80人程度を見込んでいる。「旅館と境内の宿坊の中間に位置する施設」(同寺)で、座禅や精進料理といった禅寺ならではの文化を体験してもらう。

 宿泊施設の前を流れる永平寺川は、県が4億円で川岸を石積みにするなど整備。同川に平行する旧参道約360メートルは、同町が5億2千万円をかけ、道を石畳にしたり電柱をなくしたりする。行きは旧参道を歩いて情緒を楽しみ、帰りは土産店などが立ち並ぶ現参道を歩いてもらう計画だ。

 門前にはトイレなどを備えた多言語対応の観光案内所も、同町が5千万円程度をかけて整備する。

 計画の詳細は今後、同町とまちづくり基本協定を結んでいる森ビル(東京)が詰める。

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