南砺市の第41回高瀬遺跡菖蒲(しょうぶ)まつりが20日、同市高瀬(井波)の国指定史跡・高瀬遺跡で始まり、大勢の来場者でにぎわった。21日まで。
園内の曲がりくねった水路沿いに、約80品種4万株のハナショウブが紫や薄紫、白色の花を咲かせている。初日から家族連れらが続々と訪れ、じっくりと観賞していた。
井波にじいろ、山野両保育園の園児が遊戯を披露したほか、老人クラブによる大正琴などの演奏があり、雰囲気を盛り上げた。遺跡内の市埋蔵文化財センターのオープンを記念し、藤井秀弘高瀬神社宮司が揮毫(きごう)した銘板の除幕式も行われた。
高瀬遺跡保存協会などでつくる実行委員会(久田久伸委員長)が開催。21日は子供あんどんコンクール(北日本新聞社後援)の表彰式や南砺吟道大会などがある。