「アジサイ寺」として知られる能登町寺分(てらぶん)の真言宗平等寺(びょうどうじ)で、早咲きのヤマアジサイなどが見頃を迎え、青や紫、ピンクなど色とりどりの花が見物人を楽しませている。
同寺の境内や周辺の計約1・5ヘクタールには、約4千株のアジサイが植えられている。上野弘道住職が1989(平成元)年から地域のにぎわいにつなげようと、約130種のアジサイを育ててきた。
上野住職によると、見頃は7月20日ごろまで続く見込みとなっている。同寺と町観光協会は27日にイベント「あじさい花灯り回廊」を開催し、キャンドルや灯籠を設置してアジサイをライトアップする。